都心の一日
2009-05-25


年に一度の新茶の仕入れに静岡に行った帰り足で東京に一泊する予定になっていた父に会いに、日曜は昼前に東京駅まで。「銀の鈴」って今あんな状態になってるんですね。今の鈴は三代目だか四代目らしい。東京駅の地下街は行く度色々変わっているが、まだ一部分、というか「一番街」が工事中だった。なんかラーメンストリートとかいうものが再来年あたりにできるらしい。うちの父は自分が知っている(or以前行ったことがある)場所に行きたがる性質があるので、八重洲地下街をしばらく歩き回って見覚えのある通りを発見。「あ、ここだここだ」てのを確認すれば満足するらしく、別にどこを見たいとか何を買いたいとかいうわけじゃない模様。ここで大体昼時になったので、地下街の和食の店で昼食。こういう時なぜか天麩羅を食べたがる(「食べたい」とは言わないが興味を示す店が明らかに天麩羅系)父はこの時も「てんや」に異常に興味を示したが、あまり脂っこいものの気分ではなかったのもあって「何も東京まで来てチェーン店に入らなくても」とか言っててんやから引き離す。結局蕎麦と創作和食の店に落ち着いたが(天麩羅系の定食が幾つかあったので)、親子丼セットを頼んだら「あっ裏切り者」呼ばわりされる。わたくし一言も天麩羅食べたいとは言ってません。

食後、父が大型書店で書道(趣味で書いている。仕事の熨斗紙の宛名書きなんかをやたら気合い入れて書く)の本を見たいと言うのでとりあえず駅を出て八重洲ブックセンターへ。大体予想できたけど偉い(多分)先生が書いた楷・行・草書の手本などが載っている分厚い書道本に片端から文句つけて結局どれも蛙。いや買わず。駅に戻るのかと思ったらそのまま歩いて日本橋に行きたいようなので(「行きたい」とは言わないが「日本橋はこっちだよな!こっちだよな!」と明らかに行きたそう)雨の中日本橋へ。しかし妙に途上のカフェ(チェーン店ばかり。ロゴが派手なので目立つのかも知れないが)に興味を示し、結局幾らも歩かないうちにエクセルシオール・カフェへ。しかも当然のようにサンドウィッチか何か食べようとする。   ついさっきの天麩羅セットじゃ足りなかったのか。   更にそのハムとチーズのバゲットサンドをこちらに半分食べさせようとする。わたしはいらないとさっき言った、というかハムは食べないと常日頃言ってますが。人の話を聞いてくれ。

とりあえずひと休みしたあと再び日本橋方面へ向かう。なんか三越に行きたそうなので(「行きたい」とは言わないが以下略)日本橋三越を目指した...つもりだったが間違って高島屋に着いてしまい、方向修正して三越へ。そう言えば自分も日本橋(場所じゃなく橋そのもの)を渡って三越に行ったことはなかったような。さすが立派な橋だこと。そしてその向こうに何だかとにかく凄い三越の建物、というかロゴ。丁度急速に日が照ってきた時だったので燦然と輝いておりました。最初間違って別館から入ってしまい、「なんか狭いぞ」「狭いね」「本店でこんなもんか?」「いや前に来た時は一階正面に凄い階段があった記憶が...」とかいう会話が。途中で気づいて本館の一階に行ったらちゃんとありました、凄い階段。父はここも別に何が見たかったわけでもないらしく、「行った」だけで満足したらしいので、そろそろホテルのある飯田橋へ。タクシーの運転手さんが完全に方向を間違ったらしく、あちこちうにうに回ったり戻ったりして久し振りに酔いました。ていうかそこに付いてるナビゲーション・システムは一体何だったんですか>運転手さん。

飯田橋のホテル、メトロポリタン・エドモント[LINK]

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[Daily Life]

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