2009-03-08
そしてその帰宅途中、列車の中で「そうだ、9時に間に合えばTokyo MX TVで『ホームズ』が見られるではないか!」と気付いて途中で夕ご飯を買いつつ急いで帰り、着いたのがほとんどジャスト9時。で、MXをつけたら『瀕死の探偵』だったーーーーー。もうあれ大好き。笑っちゃうんだけど大好き。ワトスンがシリアスになるほど笑っちゃう。でもあの話、原作は既にホームズが「瀕死」になったところから始まるのを、そこに至るまでの脚本をきっちり作っているのがさすがだと思う。原作の場合いきなりカルヴァートン・スミスが偉そうに出てきてあんた誰って感じなところ、ドラマではスミスの怪しげな人物像とかなぜホームズがあの愉快な、じゃない大変な事態に至ったかを無理なく見せている。各俳優もそれぞれはまり役でいいねえ。この頃になるとホームズ役のジェレミー・ブレットが実際本当に具合悪そうなのと、台詞の切れと言うか声の張りが...というのがちょっと切なくはあるけども、やっぱり何度見ても面白いのですよ。何度見てもなぜ牡蠣なんだ...とも思うけど。いやこれは原作者のドイルに聞かないと分からんか。海の底が牡蠣だらけに...牡蠣好きとしては割と嬉しい事態な気もする。そういう問題じゃないか。
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