2004-07-04
今日何をしたかと言えば、前日から朝方まで本を読んでいたので昼過ぎまで寝てた→起きてメイルチェック等→遅い昼食→読書続行→また寝る→また少し読む→寝る
...の繰り返しで暮れてしまった。とにかく眠かったんです...今日はこれからユーロ2004の決勝戦なので、まあその分寝だめした...と無理矢理思うことにしよう。明日は朝から仕事が入るけど。
で、今読んでいる本はアガサ・クリスティ[LINK]の"The Murder on the Links"、エルキュール・ポアロものだ。クリスティは高校ー大学生の頃に翻訳版の文庫を読んでいたが、当時はミス・マープルものの方が好きだったので、ポアロは短編は全部読んだが長篇は幾つか読まないままになっていたものもあった。それもあって英国のハーパー・コリンズ社から綺麗な表紙のペーパーバック・シリーズ[LINK]が出たのをきっかけに少しずつ買っては読み直しているのだった。この"The Murder on the Links"はどうやらその未読だったうちの一つのようで、原題に心当たりがなかったのでlink=環?それとも列車の連結部分とか何か?と思っていたら、links=ゴルフ・コースのことだったのが判明。そう言えば翻訳版に「ゴルフ・コースの殺人」とかいう題名のものがあったような記憶が。今回は事件が起こるのがフランス国内なので出てくる人達もフランス人が多い。ポアロの相棒のヘイスティングスの視点で書かれているやりとりも全てフランス語で交わされている前提なのだろう(そうかヘイスティングスはフランス語が話せたのか...)と思うが、言い回しなども普段の英語とは微妙に違うのが面白い。クリスティ自身かなりフランス語には通じていたのだろうか。そもそもフランス語が母国語の探偵(ベルギー人だが)を主役にするくらいだからかなり堪能なのかな。
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