金木犀はじまってました
2006-09-20



買物に出たら空気に金木犀の香りがほのかに混ざっている。そろそろだな、とは時々思い出してたけどもうそんな時期ですか。いつも通るホテルの前庭をチェックしたらいつの間にか蕾がふくらんできている。これからしばらく外を歩くのが楽しみ。


ケルト系ミュージシャンの来日公演を多く扱っているPlankton[LINK]からダイレクトメイルが来た。ここは貴重なコンサート情報源なのでお知らせ歓迎の数少ない相手です。今回のお知らせはケルティック・クリスマス[LINK]とその他単独公演の情報。ケルティック・クリスマスはここ最近は毎年恒例になっている冬のお祭りで、ケルト音楽にルーツを持つ数組のミュージシャンが一同に会する催し。日本で広く一般的に知られてはいなくても本国や音楽業界では人気も実力も高い人たちが多いので、それを一度に見られるというのはかなり贅沢なのだ。とは言っても自分の場合はどちらかと言うと演奏者が入れ代わり立ち代わりのコンサートよりは好きな人の世界をじっくり楽しみたい方なので、「お祭り」には一度も参加したことがなくて、参加者の中の好みのミュージシャンが別の日に単独ライヴをする時に選んで行ったりする程度。

で、今回のラインアップはえーと、フィドル(ヴァイオリン)やダンスの若手・中堅あたりと組み合わせた人気のルナサ[LINK](Lunasa)が目玉って感じですか。ははーピーター・バラカン氏が司会ってところがちょっとくすぐられるけどね、どっちかと言うと彼は主催者側の人としてより「ふと見たら観客の一人として背後にいる」のをうふふそこにバラカンさん、と思ってるのが楽しい。チラシに載っていたご本人のコメントにも「これだけ充実したコンサートは客席で見るべきですから、司会を引き受けるんじゃなかった」とあった。  ...ゑ、ポール・ブレイディ[LINK](Paul Brady)が来るじゃないですか。単独公演もちゃんとあり。ひゃーどうしよう。前回始めて行ったのはいつだっけ(調べたら4年前)。確か来日自体あれが初めてだったと思うけど、激しく良いライヴだった。バンドが来るのかと思ったらソロ弾き語り状態だったので、思っていたよりずっと気さくな感じでギターも存分に楽しめたし。いいなあ来るのか...12月12日火曜日か...5000円か...どうしようかなー。

このポール・ブレイディ、初めて知ったのは確か学生の頃にBSで放送していたMusic Boxという番組だった(はず)。英国の音楽チャート番組を日本語の字幕付き(と最初と最後くらいにバイリンガルのお姉さんの司会)で放送していたのだが、確か英国内と言うより欧州チャートを重点的に紹介する番組だったので、ベストヒットUSAなんかでは絶対出て来ないヨーロッパのミュージシャンがてんこ盛りで非常に楽しかった。この番組のお陰でジャン・ジャック・ゴールドマン[LINK](Jean-Jacques Goldman、何と言うかもうフランス語圏ではとんでもなくスーパースターな人)とかコック・ロビン[LINK](Cock Robin、一応米国の男女デュオだけどなぜか欧州の方で人気があったらしい)とかズッケロ[LINK](Zucchero、イタリアのスーパースターおやじ)なんかを知ったですよ。で、このポール・ブレイディも当時発売された"Trick or Treat"[LINK]

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[Music/Art]

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