昼下がりのスペクタクル
2006-08-12



昼過ぎにゴロっときたので慌ててPCのコンセントを抜いたら、いやいや凄い雷雨でございました。雨が降り出したのはかなり長時間ぴかごろばしゃーんやった後で、どざーっと降り出してもなかなか雷が遠ざかってくれなかったような。山手線が落雷で混乱したらしいけども、この周辺でも何カ所か落ちたんじゃないだろうか。とにかくしばらくの間派手に盛り上がっておりました。降り具合も久し振りの「バケツをひっくり返したような雨」てやつでしたな。でもお陰ですーっと涼しくなって、夕方晴れてきて買物に出た頃はなかなか気持ち良い空気だった。夏はこれですよ。

禺画像] 雨が上がって買物に出ようとしたら廊下に落ちていたカブトムシのお嬢さん。つつくとちゃんと元気だったのでどこか木のある辺りに放してやった方がいいのかな、と思いつつ出掛けたら帰りにはいなくなっていた模様。実家ではよく朝ラジオ体操に起きると店の前に(夜も点けてある電灯があるので)カブトムシやらクワガタムシやらセミやらが集まっていたものだった。  時々ガラス戸に 巨大蛾 がへばりついててひー!と驚いたり。これも夏の風景かも。


特にオナガミズアオ[LINK](←リンクした頁のガのなかま・『ヤママユ』のリンクにオナガミズアオを含むヤママユガ類の写真盛り沢山。虫が苦手じゃない方はどうぞ)というやつは大きい上にびっくりするくらい綺麗な薄い青緑色なのでかえってぎょっとするのだ。茶系の蛾でもそりゃ大きいのは驚くけど、綺麗な色なのに「どう見ても蛾」てのはかえって何だか怖いです。でも今写真頁を検索して改めて見てみると、やっぱり綺麗だぞオナガミズアオ。胴体部分なんか白い羽根ショール(ていうのかな)みたいで、何だかドレスアップしたお嬢さんのようじゃないですか。いや実際きれいで立派なのは大抵雄だと思うけど。

どうして一般的に蝶だと「綺麗」で蛾だと「気持ち悪い」て認識されるのかな。(もちろん蛾大好き!て人もいると思うけどあくまで一般的に)飛び方のせいか羽を閉じるかべたっと開くかの止まり方のせいか、活動時間あるいは見かける場所(花の周辺か何となく日陰っぽい所か)の違いか、はたまた体型(細身で触覚も細いか太めで櫛状の触覚か)の相違か。海外と言うか少なくとも欧米ではあまり蝶と蛾の区別はしていないようで、それこそヤママユガみたいなのを「美しい!」とか言うのをよく聞く。アール・ヌーヴォのデザインなどでも確か蝶も蛾も両方使われてると思うし。歌や詩なんかだと蝶は美しい→可愛い→優美、蛾は美しい→怪しい魅力(多分夜に火に引き付けられるため?)、というイメージがあるような。同じ美しいでも蝶は年頃のお嬢さん、蛾はちょっと危険なオトナの女性ってとこ?何の話をしてるのかよく分からなくなってきたけど、「なぜ日本では蛾の地位(?)が低いのか」ご存じ/思い当たることがおありの方はぜひご一報を。毒を持ってる種類がいるせいかな...

昨日ニコラス[LINK]で買ってきたケーキその2、ブルーベリーのチーズムースケーキ。ケーキが何層にもなっていて一つ一つの層の味や種類(スポンジだったりタルトだったりムースだったりクリームだったり)全部違うけど全体で調和がとれていておいしい、というのがここのお店のお家芸ですな。でもその凝りようのお陰でウィンドウに出ている各ケーキの説明がかなり長くて買って帰宅する頃には何がどう入っているケーキだったかほとんど覚えていない。 禺画像]



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[Daily Life]

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