明けました
2006-01-01


というわけで東京(一応)で迎えた人生初の新年でございます。で、夕べ夜中にここの記事を書きつつ時計を見たらそろそろいい時間だったのでTVをつけると『ゆく年くる年』をやってるわけですよ。おおーこれを実家じゃないところで見るのも初めてだ、とか思いつつあちこちの鐘の音なんか聞き比べていてふと思いついた。...まてよ、都会では深夜0時を目指して初詣に大挙するわけだな?いや一応うちの田舎も地元の神社に行くけど、鈴鳴らしてお賽銭を入れて奥の畳敷きの部屋に入っても誰かいた試しがなく、(一升瓶のまま)出してあるお神酒飲んで暗いところをもそもそ帰ってくるわけで、雪が多い年なんか昼間に一度掻いても夜中には道もなくなってほぼ遭難気分が味わえたりするわけで。まあそれはおいといて、今現在自分は都会にいるわけで、しかも物凄く近くに結構大きな神社があるわけで、てことはそこにも初詣客は詰め掛けるということでは...そう言えば夕方帰って来た時何か敷地内で焚き火なさってましたね。てなわけで部屋を出て非常階段に走る(ここから神社を見下ろせる)。

禺画像] おおう、凄い大賑わい!並んでる並んでますよ。お巡りさんが整理に出てますよ。...えっ、鐘だ鐘だ除夜の鐘が鳴ってるぞ。そうかこの辺りって結構お寺も多かったっけ。うちの田舎も当然お寺はあるけど、そもそも住職が別の土地に行っちゃって必要な時だけ出張(それ「住職」じゃないし)してくるだけだし、除夜の鐘の音なんか生で聞いたことありませんでした。...日本のお正月だなあ。 いや、つまり毎年TVで見ていた「いわゆる日本の正月の風物詩」と言うか。なるほどねえ、都会ではこの光景が毎年見られるわけだ。新鮮新鮮。今朝になっても、さすがに行列はないが引っ切り無しに初詣客が行き来して賑わっておりました。あ、するともしかして破魔矢なんてものも売ってるわけですね?三が日過ぎた辺りに行ってみようかなー。  その頃でも破魔矢売ってます?


とか何とかまるで怪しい外国人のように多くの日本人にはごく普通であろう情況にはしゃいだ年越し、やはり多くの家庭では朝から着物着てお節とお雑煮食べて子供達は家の前で羽根つきしたりしたのであろうが(←それこそ怪しい外国人の夢のお正月では)、早起きする必要もなくのほほんと過ごす(いや仕事はある)当方は朝は遅く起きてパン食べて、昼過ぎになってから田舎の汁餅(昨年の1月3日その他の記事参照)の汁を作って買っておいた切り餅を入れ、田舎の近所の方から頂いた黒豆の缶詰を開けて温めて、ちょっとお正月気分に。地元の人たちは普段から小豆煮とか栗の甘露煮とか自宅で作ったものをどこか近くにある缶詰工場に持って行って缶詰にしてもらい保存していて、たくさん作るとうちの実家にも持って来てくれたりするのだが、お陰で手間をかけずおいしい黒豆が食せました。ありがとう近所の人。

で、夜はもう少し贅沢(当家比)してこんな感じ。年末に(安くなってたのを)買ったものもあるけど冷蔵庫に残っていたものの整理にもなってたり。スモークチーズ(2,3カ月前からあるような...)とかゾンネンブルーメン・ブロット(Sonnenblumen-Brot、ドイツの向日葵の種入りパン。一年前くらいに真空パックのを買って食料棚に入ってたような...)とか。並べてみて気づいたがチーズとスモーク類に妙に偏っているような。そうか、自分の考える「ちょっと贅沢」ってこういうことなのだな。 禺画像]



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